タタミのあなみずのブログ

あなみずの施工例や暮らしに役立つ情報をご紹介します。

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四季の変化を感じ、楽しむ       大事な物・独り言  

【和の住まいのすすめより】   

四季の変化を感じ、楽しむ    
 植栽、前庭、坪庭・中庭、掃出し窓、地窓

日本の四季の変化は、私達の日常生活に潤いや豊かさをもたらしてくれます。かつての日本の住まいでは、戸外の植栽や木々などが季節とともに変わっていく様を、室内からも感じ、楽しむことが、大切にされてきました。

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庭の各所には花木など「植栽」がきめ細かく施され、「前庭」には季節感を感じるシンボルツリーなどが植えられ、訪れる人を迎えました。

戸外と室内の間の境界には、庭の配置や植栽を考慮して「掃出し窓」などが適所に設けられ、戸外の自然の景観が、室内にいながら様々な場において望まれました。また、敷地条件に応じ、「坪庭・中庭」を設計して室内と一体性の高い戸外空間をつくり、室内環境を少しでも心地よいものにする工夫が講じられてきました。


光を採り入れる、制御す    
 高窓・天窓、深い軒、障子、日よけ(すだれ、よしず) 地窓 

かつての住まいには、腰壁のある窓以外に、掃出し窓、欄間窓、高窓など様々な種類の窓が設けられていました。いずれも採光に効果がありますが、とくに町屋などに設けられていた「高窓」は、室の奥まで光を導き、光の均一性を高める効果があります。

地面で反射した光を軒裏でさらに反射させて光を導くこと、白漆喰などの反射率の高い室内仕上げとすることも、室の奥まで光を導き入れ、明るさを高める効果があります。

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これらは室内の明るさの確保に寄与しますが、単に明るさを確保するだけではなく、陰影が生活に情趣をもたらすこともあります。「障子」「すだれ」などを窓に組み合わせることで、採り入れる光の量や質を調整し、少し暗くしたり、柔らかい光にすることもできます。また、プライバシーの確保にも役立てることが出来ます。 つづく


【住まいつづりの目的】 日々の暮らしを楽しむ
[自然の変化やその風合いを感じとる』 

和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁】





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自然の素材を味わい、継承する      大事な物・独り言

【和の住まいのすすめより】   自然の素材を味わい、継承する

かっての日本の住まいは、木、紙、土、石、竹などの自然の材料を基本として作られていました。それらの多くは地域で採取され、地場の職人により生産、加工され、軽年時に修繕が施され、使い続けられてきました。

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自然の材料は豊かな素材感や風合いを備えています。また、加工、製作にも工夫が施され、美しい造形が多くあります。それらが身近あること、人の感性の繊細さや感受性、愛着を育む効果があると言えるでしょう。

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また、自然の材料は手入れに特殊な技術を必要としないものが多く、その方法は先代から伝えられて住み手自らが手入れを担っていました。それゆえに、住み手が住まいに対し愛着を持ち大事にしてきたと言う面もあるでしょう。

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現代の住まいにおいても、「瓦屋根」「土壁」「漆喰壁」「板壁」「襖・引戸」「障子」などの木製建具、「畳」「板の間」といった自然の材料やそれを用いて作られる建材を取り入れることは、特別のことではありません。特に自然素材への関心は最近高まってきています。

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自然の材料を用いることは、コストに多少の配慮が必要になることがありますが、暮らしの豊かさだけでなく長寿命で愛着のある住宅づくりやそのための地場の技術の保全にも奏功すると言えるでしょう。 つづく

【住まいつづりの目的】 日々の暮らしを楽しむ
[自然の変化やその風合いを感じとる』 

和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁】




和室で趣味を 実践し楽しむ   大事な物・独り言

【和の住まいのすすめより】   趣味を 実践し楽しむ

近年の余暇時間の拡大、所得の増加、情報化などとともに、住まいの中でも趣味を実践するライフスタイルが重視されています。読書、絵画、茶道、生花、料理、音楽、健康増進、DIY、ペット、園芸など、住宅のなかで実践される趣味には様々なものがあります。


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趣味は十分に行うには、各趣味に応じて、汚れにくさ、吸音性、遮音性、座れる床、戸外とのつながりなど備えたスペースが必要になります。けれども、例えば茶室のように、使い方が特定の趣味に限定される部屋を用意できるケースは少ないのが実情です。

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そのため先人の試みを活かして、「和室」「土間」といった普段は家族共用の場でありながら、必要時に別の目的に利用できる融通性・転用性の高い「しつらえ」のスペースを確保することが現実的と言えるでしょう。

これらのスペースと隣室や庭との繫がり・動線などに留意して、複数の用途に使いやすい場を創出する工夫が大切となるでしょう。

     思い出を受け入れ、心を落ち着かせる

かっての日本の多くの住まいには、「仏壇」「神棚」といった礼拝の場が設けられていました。これらは単に信仰や宗教上の用具ということだけではなく、昔は訪問客がまず仏壇に挨拶する習慣があったように、普段の生活のなかで礼節を知り学ぶ場としての意味もありました。

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現在の生活習慣は昔とは著しく変わりましたが、現在でも、礼節を重んじる機会、祖先のことを思い敬う機会などは、自己の心情を顧み、気持ちが落ち着くとともに家族の繫がりを再認識できる面もあるでしょう。洋風化し、広さの限られた住まいにおいて、「仏壇「神棚」」のスペースを確保し、それを現在の意匠や家具などと調和させるのは難しい面もあります。


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しかし、例えば、マンションでも飾り付けのコーナーと一体にする、建具などで仕切れるようにする、将来のスペースを用意しておく(当面収納に用いる)などの工夫により、そうした場を形成し、継承していく方法があると考えられます。  つづく


【住まいつづりの目的】日々の暮らしを楽しむ
趣味を実践し楽しむ『暮らしの中で、楽しみや豊かさを味わう』 

和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁




日々の暮らしを楽しむ、 大事な物・ひとり言

【住まいつづりの目的】  日々の暮らしを楽しむ

『暮らしの中で、楽しみや豊かさを味わう』和の意匠を味わう


日本の住まいは、懐かしさ、落ち着き、愛着などを感じることのできる自然の材料が各所に用いられ、その素材を活かした意匠が施されていました。そうした素材や意匠は視覚的な豊かさを与えてくれるだけでなく、機能上も意味があり、継承されて使われてきました。

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「瓦屋根」「漆喰壁」「板壁」は日本の住まいの代表的な外装材で、落ち着いた深みのある印象を与えるとともに、日本の多雨・高湿な気候風土に対して建物を保護する機能を持っています。

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室内は、「和室」で、柱を表に見せ漆喰塗りなどを施す「真壁」を基本とし、建具や床材・天井材には木や竹、い草・わらなどの「自然素材」が多く用いられ、柔らかで優しい質感を感じられるとともに、調湿などの効果もあると考えています。これらの素材は耐久性が高いことに加え、入手し昜く補修も比較的容易です。

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現在の住まいでは、伝統的な素材や意匠のみで構成するのではなく、新しい建材や工法を組み合わせることが考えられます。椅子座の生活や大壁のしつらえと、自然素材やきめ細かさに配慮された和の意匠を工夫して、バランスよく組み合わせることにより、現在のライフスタイルにもよく合い、材料や建材の生産・流通状況にも対応した、新しい洗練された意匠を創出することができるでしょう。  つづく

和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁】




『和の住まいのすすめ』 家族の気配や様子を感じる。  大事な物・ひとり言

【住まいつづりの目的】 ② 人と人との関係を守り育てる

『家族が見守り合い、成長する』 家族の気配や様子を感じる


かっての日本の住まいでは、内部に横引式の「襖」「引戸」「障子」などの建具が使われてきました。洋風化・個室化が進んで和室の減少したことと伴い、現在の住まいでは回転式のドアを用いることが一般的になっています。

横引式の建具は、回転式のドアに比べて開放時に通行の邪魔にならず、開放寸法を自由に調整できます。隣の部屋の様子を視覚的に遮りたいときには閉鎖したり開放寸法を小さくし、生活の様子を窺い知りたいときに開放寸法を大きくするなど、使い分けることが出来ます。こうした家族同士が日常的にお互いのことを気に留める暮らしを重ねて、他者との関係を配慮する気持ちが育まれることに繋がるかもしれません。

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今日、引戸や障子のデザインは工夫されたものが見られ、洋室に使用してもとくに不釣り合いになることはありません。とくに障子を用い、木の桟と紙が織りなす意匠の美しさより、室内の雰囲気を柔く洗練したものにする事例も多く見られます。

最近では、個室よりも家族の共用スペースを重視した、連続性・一体性の高い間取りも見られるようになっています。家族が時間や空間を共有して、一緒に過ごすことを大切にするライフスタイルの現れと言えるでしょう。襖、引戸などの柔らかい間仕切りを上手く使い、そうしたライフスタイルに相応しい場をつくることもできるでしょう。 
つづく


和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁】



人と人との関係を守り育てる    大事な物・ひとり言

【住まいつづりの目的】  人と人との関係を守り育てる

『家族が見守り合い、成長する』家族の集いをうながす


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家族が住まいの中で集い過ごす方法は、家族の構成や年齢によって様々です。かっての日本の住まいにみられた。「畳」「板の間」「土間」「囲炉裏」などは、現在にも取り入れることができ、家族の集いをいざなうでしょう。「畳」は弾力性や保温性を備え、空気の調湿作用を持っています。

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畳の間は、乳幼児を安心して休めることができる他、 年齢を問わずリラックスできて寛げる場にもなり、また、ダイニングやキッチンに近い場所に設けると、家族が集うスペースの中心ともなります。「板の間」は木の柔らかな感触や温かさが感じられ、椅子座だけではなく床座の生活にも利用できます。

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小さい子供の遊びにも適していますので、子供を中心にした家族の集いをうながす。「土間」は趣味を楽しめる以外に、戸板に面する開放的で気持ちの良いしつらえにして、第二のダイニングや子供の遊びに利用することも考えられます。「囲炉裏」は採暖や調理に使われ、かっては家族がその周りを囲んで団らんする生活が行われていました。

今日、囲炉裏が設けられることは少なくなりました。火のある場を住まいの中心とする考え方は大切にされ、薪ストーブなどの普及が進み、集いの場を演出しています。このように空間構成にマッチした床の素材や暖房器具の採用などにより、家族が集う場に相応しい空間づくりにつながるものと考えられます。 つづく

和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁】






【住まいつづりの目的】集いをうながす 大事な物・ひとり言

【住まいつづりの目的】 集いをうながす

和の住まい推進関係省庁連絡会議より 

住まいでの人と人の交流には、子育てや趣味、地域のボランタリー活動などを通じて知り合った友達や仲間、学生時代から付き合いの続く友人、職場の同僚などとの交流があります。最近ではホームパーティやガーデンパーティなど、住まいの身近なところで、家族以外の人々と集う機会が増えました。住まいのなかに人が集いやすい場を形成するためには、ゆとりがあり融通性の高いスペースや自然を感じられる心地よいスペースが有効です。

「続き間」(広間)は間仕切りを上手に使い、大人数から小人数の集まりまで色々な目的に柔軟に対応できます。かっての日本の住まいには、この続き間と戸外(庭)のあいだに、板敷きの「縁側」が設けられました。「縁側」は通路以外に広間の補助的なスペースとして使えるとともに、戸外の自然環境をうまく引きこんで心地よい室内環境を作り出します。

また、創作やアウトドアなどの趣味の活動を家族以外の人々が参加して一緒に実践できる場として、室内、戸外とのあいだに「土間」を、また、戸外に「濡れ縁」(デッキ)などを設けることも有効です。これらの境界部分の家具を全開放できるようにする、床の素材を工夫することなどにより、活動の楽しさは膨らみ、新しい展開にもつながることでしょう。 つづく

和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁】




人と人との関係を守り育てる 大事な物・ひとり言

【住まいつづりの目的】人と人との関係を守り育てる

和の住まいのすすめ(和の住まい推進関係省庁連絡会議より)


住まいはその場所に存在している間、様々な人が訪れ、その前を往き来ます。住まいを訪れる人が気持よさを感じたり、その前を往来する人が落ち着き安心を感じられるよう、住まいの外観や玄関備え、門塀、垣、庭などのつくりに配慮することが大切です。

通りに面する花木や生垣などの「植栽」は、道を行く人の目わ楽しませてくれます。開放的で、すこしゆとりのある「前庭」は、近隣の方とおしゃべりの場ともなります。

「玄関」は日本の伝統的な習慣である履き替え場ですが、ここを明るく、ゆとりのある空間とすることで、訪れる人に心地良さをかんじさせます。玄関から続くホールに「地窓」を設けて庭の緑が望めるようにする工夫なども、自然の潤いを感じさせる効果があります。

かっての都市の住まいでは、通りに面して「格子」が設けられていましたが、これは風を通しつつ外部からの視線を制御してプライバシーを確保する工夫です。同時に直線で構成される美しく細やかな意匠は、通りから見て閉鎖的な印象を感じさせません。格子は祭りのときなどには外されて、内が外に開放される使い方もされようです。閉じて絶つ、開いて入れる機能を使い分けるその方法は、身近な他者に配慮しながら暮らす上での知恵の現れと言えるでしょう。 つづく


和の住まい推進関係省庁連絡会議より 
【文化庁・農林水産省・林野庁・経済産業省・国土交通省・観光庁】



和の住まいのすすめ   大事な物、ひとり言

和の住まい推進関係省庁連絡会議より

「今に生きる日本の住まいの知恵」

日本の住まいは、木の柱、土台、はりなどを骨組として、土を用いた壁に塗り仕上げを施し、茅・木板や樹皮・瓦などで屋根を葺く工法により、古来よりつくられてきました。地域で産出され、生産された自然の材料をふんだんに取り入れ、代々受け継がれてきた地域の生産技術が生かされてきました。

2013-07-21 09.07.13 あなみず


外見をみると、屋根の勾配がつけられ、軒は深く出ています。日本は雨の多い国であり、雨水が建物内に侵入すると建物が速く傷めるおそれがあることから、雨への対策はとても重要です。勾配屋根は降雨をいち早く建物の外に追いやる工夫ですし、深い軒は外壁に降雨を当たりにくくする機能をもちます。軒は夏期に強い日射を遮る効果もあります。また、柱、はりのフレームのあいだには大きな窓が取り付けられています。窓には室内に外部の風を取り入れ、太陽の明るい光を導き入れる効果があります。

こうした地域の気候の影響を制御し、上手に利用しようとする環境親和型の技術は、現代の住まいにも用いることがき、電力をはじめとするエネルギー需要の制御が課題となっている今日、一層再評価されるべきものと考えられます。室内は、畳敷きの和室戸外とのあいだの縁側、三和土(たたき)の土間、木板を張った板の間があり、それぞれに機能があります。和室は来客を迎え入れる座敷、家族の集う茶の間など、土間は日常の炊事のための場、農機具や漁具を手入れする作業場などとして使われました。

こうした住まいの複合された機能は、当時の社会や生産体制を背景に必要とされたものでたり、現在そのまま必要とされるものではありません。しかし、住まいの中で営まれた様々な生活シーンは、日常の暮らしに奥深さを与えていた面もあると想像され、現在の住まいに多面性を付加することは有用な面もあると考えられます。かっての日本には、このように地域で循環する住まい、長持ちする住まい、心地よく過ごせる住まい、多様な暮らしを許容できる住まいを実現するために、工夫が施された様々な要素が取り入れていました。

この「和の住まいのすすめ~今に生きる日本の住まいの知恵~」は、それからの手法、技法や営まれていた住い方を再認識し、現代におけるお住まいづくりの参考になる考え方や技術的な内容を紹介します。つづく

和の住まいのすすめから (和の住まい推進関係省庁連絡会議より)




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