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家の中、安全なところは畳    独り言・大事な物

「長期優良住宅/長く暮らせる家」より

意外に多いのはリビングなどで転倒するケース! 家の事故 普通の部屋が危ない!

家庭内ので起こった不慮の事故。最も多いのは転倒ですが、その73%はリビングなどの居室で起こっています。一見安全そうなリビングですが、実は意外なところに危険が潜んでいるのです。その危険とは…。
執筆者:大塚 有美様より

<住宅雑誌のベテラン編集者が、住み手の目線から長く暮らせる家を探求します。
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高齢社会が進むにつれ、お年寄りが家の中でケガをしたり、ケースによっては亡くなってしまったりするという話を聞くようになりました。いわゆる「家庭内事故」ということですが、高齢者にとっては安全なはずの「家」が思わぬ事故現場になってしまうこともあるようです。

「今はまだ若いから大丈夫!」と思っていませんか? 後になってバリアフリー住宅にリフォームすると意外にコストも時間もかかってしまうケースがあるのです。

「将来のリフォームにも対応していること」が条件の一つになっていることは、「長く暮らせる家」とは?という記事でご紹介しましたが、後のことを見据えてさまざまなバリアフリー住宅への準備をしておくのも「長く暮らせる家づくり」だと思いませんか?

今回の記事では家庭内事故のデータを見ながら、事故を起こさない快適な住まいづくりについて説明していきましょう。

◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

◆高齢者にとって一番危険なのは普通の部屋

東京消防庁によると、平成13年に救急事故で搬送された人の総数は567,451人。そのうち、家庭内で起こった不慮の事故によって救急車で搬送された人が41,828人です。では、その人たちは家の中で、なぜ、救急車を呼ぶことになったのか、事故の原因別にまとめた。

もっとも多い理由は、転倒です。46.6%と約半数を占め、異物誤飲や転落などに比べて断トツに多くなっています。さらに、65歳以上の高齢者に限定してデータを見ると、転倒による事故の割合は69.0%と、非常に高くなっています。では、家の中のどこで事故に合ったのか、場所別にまとめた。

事故が発生している場所の第1位は居室で、73.0%を占めます。居室とは、建築基準法で人が居住、執務、作業、遊興などをするため、一定時間継続して使用する部屋のことです。住宅ではキッチン、リビング、寝室などを指しますが、浴室やトイレ、廊下などは含まれません。第2位は階段で、7.7%。浴室や階段などよりも、普通の部屋で事故が起こるケースが多いというのは、ちょっと意外ですね。

東京消防庁より

◆高齢者は高低差のない、同一平面上で転倒、死亡することも

前述のデータには、亡くなった方もケガをした方も含まれますが、実は、家庭内の転倒が死亡に至るケースが想像以上に多いということが読み取れる調査があるのです。

厚生労働省の人口動態統計では、平成13年に家庭内の不慮の事故で亡くなった人は、11,268人。死亡原因で多いのは、不慮の窒息の31.3%(3,529人)や、何らかの原因で浴槽内で溺死するケースや、浴槽に転落したことによる溺死の29.1%(3,274人)。不慮の窒息とは、誤って食べ物を飲み込んだことによる窒息のことで、例えばおモチをのどに詰まらせたというような場合でしょう。また、浴室は、高齢者と乳幼児には危険な場所で、一度事故が発生すると、死亡につながるケースが多いようです。一人だけの入浴は避けたほうがよいでしょう。

住宅に大きく関係のある死因としては転倒・転落によるもので、20.1%(2,265人)となっています。転倒や転落と聞くと、階段のような高低差のある場所をイメージしがちですが、データをさらに見ていくと、同一平面上で転倒・転落している人が圧倒的に多いのに気がつきます。

転倒・転落で死亡した人のうち、同一平面上での転倒が半数近い1,076人で、階段やステップからの転落や転倒の3.8%(429人)や建物または建造物からの転落の3.5%(400人)を大きく上回っています。

しかも、同じ階層の平面上で転倒・転落している1,076人のうち、65歳以上の高齢者が占める割合は84.4%(909人)。厚生労働省の人口動態統計

このような同一平面上での転倒・転落は、0歳では5人、1~4歳では4人となっており、乳児や幼児は意外に少ないのが現状です(5~9歳0人、10~14歳0人、15~29歳6人、30~44歳14人)。その一方で、比較的多いのが45~64歳の138人。しかし、上のグラフでもわかるように、65~79歳は374人、80歳以上は535人とどの年代に比べても多く、高齢になるほど増えています。

それではこのデータからわかる危険性と住宅の関係について
◆住宅のこんなところに危険が潜んでいる!

ふたつの調査結果からわかることは、リビングなどの普通の部屋のちょっとした段差につまずいたり、配線コード、カーペットの端に足を取られて転倒し、(救急車を呼ぶくらい)大ケガをしたり、最悪の場合死亡に至る人が多いということです。住宅には、予想以上に大きな危険がひそんでいるんですね。では、住宅のどこに危険があるのでしょうか。

たとえば、和室と洋室の段差。わずか2~3センチメートルの段差なのですが、こういった小さな段差が危ないのです。こような和室と洋室の間には敷居があることも多く、こういったわずかな段差につまずくこともあります適切な場所にコンセントがないとこのように床に延長コードを這わせることになり、これまたとても危険

また、コンセントなども数が不足していたり、配置が適切でないと、延長コードを使うことがありますね。そうすると、床にコードが露出して、それに足を引っかけて転倒するということにもなりかねません。そのほか、フローリングの上に電気カーペットを敷いているお宅もよくみかけますが、カーペットの端にスリッパの先が引っ掛かって転ぶことも考えられます。さらに、作り付けの家具のように、前面がフラットであればよいのですが、奥行きが不ぞろいな置き家具のある部屋もケガのもと。ちょっとしたことで手足をぶつけたりということはありませんか?アザをつくるくらいですめばいいのですが…。

◆リフォームによるバリアフリー工事はコストも時間もかかる!?

それでは、段差や延長コード、家具など、危険性の高い箇所をどのように解消したらいいのでしょうか。

たとえば、最もよくある和室と洋室の段差を建築時から解消するには、和室部分の床を洋室に合わせるため(和室の床レベルに洋室を合わせるケースもある)、畳の厚みだけ和室部分の床を下げるように束(つか)を短くするなどの方法をとって建築する必要があります。

この場合は、建築前に何ミリの厚さのフローリングを使うのか、建具はどんなものなのかなど、各部材の厚みなどを正確に把握して、その場所ごとに図面をかき分けたり、施工前の確認が必要になるなど、少々手間がかかり、施工に時間がかかる場合があります。しかし、詳細な図面があれば施工そのものはそれほど難しいものではありません。工事費もあらかじめわかっていれば、たいして上積みにならないでしょう。

しかし、リフォームで、和室の段差を解消するのは床下地だけでなく、建具枠、壁仕上げなど広範囲にわたって工事をしなければなりません。そうなると、工期も費用も相当かかります。6畳程度の広さの部屋で、内装をすべてやり直すのに、費用は数十万円(使用する素材などによっては100万円以上ということも)。工期は3~7日程度が目安です。

また、和室や洋室の出入り口の建具下や敷居の部分に「すりつけ」という三角形の板を取り付ける方法もあります。これは、工期も短く、費用の面でも数万円と安く仕上げることもできますが、「すりつけ」板が目立ち、見た目がよくないうえ、せっかく設置した「すりつけ」板につまずくケースも考えられます。「見切り材」ですが、「すりつけ」もこの見切り材に近い形状です。
住宅の場合は、木製のものが使われることが多いようです

多数のコンセントを設置することは、新築時であれば1箇所数千円のアップですみますが、新たに設置するためには、床や壁をはがすか、露出配線にしなければなりません。

電気カーペットを敷かなくてもすむようにする方法として、機器が目に触れない床暖房がありますが、これも新築時なら数十万円(6~10畳程度)で可能ですが、リフォームの場合は解体費だけでもよけいにかかりますね。

階段の上り下りの安全性のために取り付ける手すりについても、壁に下地が入っていないと、壁のクロスなどをはがしてやり直さなければなりません。しかし、あらかじめ壁に下地が入っている構造なら、リフォーム時にかかるのは、手すりの部材と設置費用だけと小額ですみます。

当初は不便だとは感じなかった床の段差も、暮らしているうちに家族が高齢になったり、子供が誕生したりすることで、急に気になってくることも考えられます。また、年齢の問題ではなく、ケガをした場合のように一時的に、通常の生活に不便を感じることもあるでしょう。

そのようなことを考えると、30年後、40年後を考えずに施工して後からたくさんのお金をかけてリフォームするより、新築時に将来のことを想定して、あらかじめバリアフリーにしておくことが、長く快適に暮らせる家となるのではないでしょうか。


余談
このような家の中での畳と廊下の段差の事故は、畳で全て解消できます。今、薄い畳は7mから出来ますので、お近くの畳店に問い合わせ下さい。また、畳の上での転倒衝撃値は、床材では最高の安全な物です。
畳は一番安全な床材です。
畳(ワラ床)転倒衝撃値65G 


例 転倒衝撃値 (G)
  コンクリート120G~140G
  フローリング 70G~90G (一般80G前後)



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